抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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副作用の少ない各種の造影剤が開発されたので,それらを比較検討した.細胆管をうまく造影するには高濃度の造影剤が良く,胆のう内,拡張した総胆管内の結石発見には高濃度のものでは透亮像がとんでしまう危険があった.したがって予想される病変,刺入する部位に対して造影剤の選択および濃度の調整が必要であると思われた.また全般的に胆汁との混合性を高めるため,できるだけパンピングを行ない,できる範囲で体位変換を行なって造影剤を胆道系の末梢まで行きわたらせることが肝要であると思われた.また総胆管の完全閉そくの場合,どの造影剤が最も速く吸収,排せっされるかという問題が,副作用に関連して注目されてくる.ピリグラフィン以外はじん臓から排せっされ合理的と思われたが,胆道系にとどまっている場合もあった:参11