抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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コリン作動性薬物をハトに投与するとき,5分以内に種々の代謝活性が増加するといわれている。ここではすい臓酵素の分泌と合成の調節に及ぼす影響を調べた。すなわちハトにアトロピンを投与し,1,2,4,6時間後にすい臓切片を組織培養液中に温置し,L-フェニルアラニン-
14Cのすい臓たんぱくとアミラーゼへの取り込みを測定した。アトロピン投与の2時間以内では,アミラーゼ量が増加し,L-フェニルアラニン-
14Cのたんぱくおよびアミラーゼへの取り込み,酸素摂取,グルコース-
14Cとパルミテート-
14Cの
14C0
2転換はそれぞれ減少した。これらの結果は,アトロピンが初めに分泌を,後で生合成にそれぞれ影響を与えることを示している(木村俊夫)