抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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しゅう酸を添加すると,とくにセメント硬化初期の強度がかなり高められる。しゅう酸はまた養生後,とくに蒸気で長時間処理した場合の強度低下を少なくする。モルタルの可動性および打設しやすさの点から最適なのは,セメント重量に対し2%量の添加である。しゅう酸添加は,弱酸の侵食に対するセメント硬化体の安定度を高める。示差熱分析によると,しゅう酸をセメントに添加して生成するしゅう酸カルシウム塩は,構造上有益な化合物で,硬化セメントの品質の改善は,この化合物の存在によって説明される;写図1表3