抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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14C-U-グルコースを24時間絶食させた対照およびビオチン欠乏ラットに胃内投与し,3時間後にグリコーゲン合成を測定した。基本食じで6週間飼育したビオチン欠乏ラットでは,対照群と同じ量の肝グリコーゲンを合成した。欠乏ラットの肝グリコーゲンレベルは昼間に殺した場合には対照に比較して著しく減少していたが,夜ではどのビオチン欠乏段階においても対照群のレベルとの間に差がなかった。この昼間での減少は食じ摂取の差に由来するもので昼行性変動と考えられた。これらのことは,ラットにおける肝グリコーゲン合成はビオチン欠乏により障害を受けないことを示している(木村俊夫)