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J-GLOBAL ID:201602006107149231   整理番号:65A0251069

各種KCl濃度下のグリセロール筋の弛緩

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巻: 26  号: 4/5  ページ: 179-182  発行年: 1964年 
JST資料番号: F0994A  ISSN: 0036-472X  CODEN: SIZSA   資料種別: 逐次刊行物 (A)
発行国: 日本 (JPN) 
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筋弛緩因子の研究に関してオキザレート(O)の有無,KCl(K)濃度など実験条件の差が従来の実験成績の差を説明するか否かを究明するため,比較的低いKCl濃度の広い範囲の諸種条件下のグリセロール筋(Gm)の弛緩(R)およびGmのCaに対する感受性をウサギ腰筋からの標品を用いて検討.ATp,MgCl2,トリスアセテート緩衝液およびKを含む反応混液(Rm)中のGmの収縮はK濃度の増加に従い著明に弛緩OはRをさらに1~7%増加.Oを含む各種K濃度のRmをDowexA-1(D)で前処理するとK濃度に関係なく3~6%のR増加.Dの共存下でも10%増加.EDTAによるRはK濃度に依存せず10~20%を示しミクロソーム(m)では70mMKClでRがもっとも著明.RmにおけるGmのCa-感受性はK濃度に依存せず数%にすぎずOでも影響されなかった.Oを含む各種K濃度RmをDで前処理,Dを共存,EDTA添加,いずれの場含もCa-感受性はK濃度の増加に比例.O存在下mによるCa-感受性の増強は70~140mMKClで著明にこう進,低および高濃度で軽度であった.
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