抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
α-トコフェロールのモデル化合物である2,2,5,7,8-ペンタメチル-6-オキシクロマン(I)のn-ヘプタン溶液を,酸素通気下,90°Cで約40日間加熱し,その分解生成物の分離同定を試みた.その結果,2-(γ,γ-ジメチルアリル)-3,5,6-トリメチル-1,4-ベンゾキノン(II),2,2,7,8-テトラメチル-5-ホルミル-6-オキシクロマン(III),トリマーおよびトコフェリルエタンの4種の生成物が確認された.またスピロダイマーの生成が薄層クロマトで認められた.IIとIIIはp-キノン,塩化第二鉄などを酸化剤として用いたIの酸化によっては生成物として報告されていない物質であり,これらの生成機構についても考察した:参23