抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
基質としてアルブミン-14C-コレステリン(I)と失活血清を,酵素として血清を用い題記反応(II)を行なった際の基質と酵素の変化を調べた.基質または酵素をあらかじめ長時間インキュベートするとエステル生成量が低下した.長時間のII反応で血清とIには変化がみられなかった.失活血清を24時間インキュベートしたのちII反応を行なうと飽和脂肪酸エステルが生成し,他のエステルはほとんど生成しなかった.失活血清を24時間以上インキュベートするとリポたんぱく質(III)中α-IIIが消失し,β-IIIのみとなった.ニワトリ血清でのII反応では飽和脂肪酸はβ-IIIから,不飽和脂肪酸エステルはα-IIIから生成されると推定した:参5