抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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ニッケルおよび銅表面でのメタノールの分解反応について,その反応機構および両金属の触媒作用の相違を明らかにする研究を行なった.メタノールおよびその分解生成物の吸着状態を赤外吸収および昇温脱離スペクトルによって調べた.メタノールはニッケル表面に解離状態で,また銅表面では分子状で吸着するが,いずれの場合も脱水素反応によってホルムアルデヒドを生成し,この過程が表面における分解反応の律速段階となることが解った.両金属の触媒作用の相違は吸着ホルムアルデヒドの反応性にあり,ホルムアルデヒドはニッケル表面で水素および-酸化炭素に分解するが,銅表面では二量化反応によってぎ酸メチルを生成した:参27