抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
経口投与による放射性ストロンチウムの代謝については,すでに多くの研究がなされているが,吸入あるいは直接に気管内に投与した場合の放射性ストロンチウムの挙動についてこれまでなされた研究は数少い。そこで,ここでに吸入による放射性ストロンチウムの挙動についてしらべるために,マウスに,可溶性エーロゾル(
89SrCl
2)を吸入させ,そのときの代謝と,HMPのエーロゾル処理効果を,吸収,再吸収,蓄積,排出量などから考察が行われている。実験は,マゥス(17~20g)を使用し,特別の装置の中で,
89SrCl
2エーロゾル(裂置内での粒子の平均直径は2.75μm,エーロゾル濃度は約1.05×10
2μCi
89Sr/air)を30分間吸入させ,24,48h,6,13d後に動物を殺し,また吸入時に20%HMPのエーロゾルを吸入させその時の効果を上記と同様な条件で放射能測定を行った。別にSrを吸人させた後1,6,24,48h,3,7,14,30d後に各蔵器(肺,喉頭,食道,肝臓,じん臓,その他)を分離し,胃消化管,頭部などの様な臓器は湿式灰化した後,放射能測定を行い,対照と比較し,他の著者による結果をおりまぜて考察を行っている;図2表4参17