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J-GLOBAL ID:201602006224104109   整理番号:65A0258198

イオン交換膜を用いる電解質溶液の電解濃縮一膜の特生が及ぼす影響

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資料名:
巻: 14  号:ページ: 123-143  発行年: 1964年 
JST資料番号: F0002A  ISSN: 0004-4210  CODEN: AGKHAD  資料種別: 逐次刊行物 (A)
発行国: 日本 (JPN) 
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イオン交換膜を用い(電解質溶液を電解濃縮する際の濃縮溶液濃度および濃縮に要するエネルギーと,膜の基本的性質すなわち,膜を通るイオンの輸率,n1,電気滲透係数,β,膜中における溶質の拡散係数,Ds,水の透過係数,Dw,膜電位,膜の比抵抗,膜の厚さなどとの関係を示す理論式を導いた.ついで,イオン交換容量,AR,および架橋度,S.D.の異なったスチレン・ブタジエン系イオン交換膜の電解濃縮過程を規定する各特性値を測定し,濃縮過程の計算を行なう一方,これら諸特性値と膜内固定イオン濃度,A0w,およびARとの関係について考察した.その結果,A0wおよびARの高い樹脂から成る膜ほど電解濃縮過程を有利にすること.すなわち,濃縮濃度を高め,所要エネルギーを低下させ,かつ単位膜面積当りの濃縮溶液製造能力を高めうることを明らかにした.
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