抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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125Teの35.48keVのγ線の共鳴吸収を観測した。各種の陽イオンのテルル酸塩,テルライト,およびTeCl
62-,TeBr
62-,Tel
62-,TeF
5-の一連の化合物のメスバウアースペクトルを測定した。異性体シフトは陰イオンに依存し,陽イオンにはあまり影響されないことがわかった。
125Teを濃縮した化合物を用い,共鳴のハイゼンベルグ幅の3%程度の異性体シフトでも検出できた。CsTeF
5の凍結溶液のスペクトルからは,以前の結論とは違ってTeF
62-ではなく,TeF
5-の存在が考えられる。結果を核のδR/Rの符号および結合の性質と関連させて論じている(大矢とし江)