抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
セファレキシン(I)の作用をセファログリシン(II)と比較検討.I,IIで抗菌スペクトルに差なく,緑のう菌,E.freundii,変形菌の一部を除き,グラム陰性,陽性菌に広く有効.in vitroの抗菌力はIがIIにやや劣るが,その差は2倍以下.Iの抗菌力はpHで変動少なく,大腸菌ではほとんどない.ぶどう球菌のペニシリンG(III)高度耐性株でpH低値のとき抗菌力の増大を観察.培地の相異でこの現象も変動.III感受性菌,中等度耐性菌のI耐性値はpHによる変動が少ない.接種菌量を106から104にすると耐性値は1/2になる.菌接種後培養時間が36時間でも耐性値の増加なし,以上よりIの耐性値測定は他の抗生剤と同様と推定.使用培地は考慮を要する:参4