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J-GLOBAL ID:201602006271237028   整理番号:71A0399001

カチオンパルプの製造とその二,三の特性

著者 (3件):
資料名:
巻: 25  号:ページ: 187-195  発行年: 1971年 
JST資料番号: G0115A  ISSN: 0022-815X  CODEN: KAGIAU  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN) 
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カルバモイルエチルパルプ(CBP)のHofmam分解でカチオンパルプ(CP)を試作し,その特性についても検討した.CBPの分解は(1)塩素化反応と(2)アミノ化反応にわけて行なうほうが有利であった.(1)の反応は低温で行なうことが好ましく,反応後は過剰のNaOClを洗浄し去ることが必要であった.反応(1)および(2)の活性化エネルギーはそれぞれ17および30kcal/molであった.反応(2)の条件としてはアルカリ濃度3~5%,反応温度60~70°C,反応時間30~120分が適当であった.アミノ化率はアミド基の置換度によって変化し,置換度0.01ではアミノ化率70%,置換度0.04ではアミノ化率は約50%であった.ICPは置換度の小さいものでも粘土やピッチエマルジョンに対し強い親和力を示した:参4
引用文献 (4件):
  • 1) C. L. P. Vangham, U. S. Patent 2,591,748 (April 8, 1952); Chem. Abstracts, 46, 5842 (1952); U. S. Patent 2,623,042 (Dec. 23, 1952) Chem. Abstracts 47, 3564 (1953)
  • 2) E. S. Wallis, J. F. Lane, “Organic Reaction” Vol. III (1962) p. 267
  • 3) 樋口光夫・千手諒一, 工化誌74, 3号掲載予定。
  • 4) 樋口光夫・坂田功・千手諒一, 工化誌73, p.421
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