抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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液体シンチレーション法で,
14CO
2を有料アミンに吸収さゼーたり,炭酸塩(水溶液)の形で
14Cを測定するのは広く行なわれているが比放射能の測定つまり質量と放射能を同一試料で同時に測る方法はあまりおこなわれていない・ここでは質量を・BaCO
3の形で求め,放射能は,再び
14CO
2の形にしてシンテレータに吸わせて,測定する方法についてのべた.グルコースの分解と燃焼は50mlのエーレンマイヤぴんの中で行ない,この中に20mlのねじぶた瓶に3NのNaOHを入れて下げておく.そこにBaC12を1ml入れると,BaCO
3の沈殿ができるが,これをグラスフィルダ紙でろ過し,赤外ランプで乾燥して重量を計る.次にこのフィルタ紙を250mlのPlasma-Vacびんに入れ,水を10ml注入する。さらにシンテレータ用びんにエタノールアミンとメテルセルソルブを入れこれをゴムバンドかテープでPlasma-Vacにゴム栓をし,数mmHgの減圧にして,上からスリーブ付のガラス管で6NのHClを2ml入れる.CO
2は除々に発生するので,一晩放置し,その後シンテレータを15ml入れて測定する。この方法を通常のG-M管による測定と比較した所,再現性も測定精度も優れていた;図1表1参5(岩倉哲男)