抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
昭和初期の産業合理化運動の一環として提起された国鉄「合理化」の内容をとりあげ,財政整理の対象としての国鉄民営化による経営能率の促進問題を基底に,とくに有機的構成の問題にかかわらせて分析する。ビスマルク的国有下の国鉄「合理化」の特徴として,1)最大の交通独占としての国鉄資本の擁護と,その軍事的利用をめざす交通行政の再偏成,2)恐慌と自動車輸送への対策として,あるいは軍事的鉄道輸送の技術的基盤確立のための技術革新とその労働強化との結合,3)「国鉄大家族主義」と絶対主義的身分制秩序をてことした直接的人員削減とそれによる労働強化などを明らかにする;表19参24