抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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塩素系農薬が,紫外線によってどの様に分解され,変化していくかを調べる目的で,エンドリン(I),ディールドリン(II),アルドリン(III)の3種のドリン剤に対し,高圧水銀ランプ(100W,400W)により一定時間(15分,1時間)紫外線照射を行ないその分解程度をガスクロマイグラフィーによって測定した.いずれも照射時間の増加とともに原料のピークは小さくなり,IIとIIIについては次第に副生物のピークが拡大化したが,Iにはこの様な副生物のピークは現れなかった.これはIでは二重結合のついた塩素とbridgeの水素が遠くはなれているため,分子内で架橋されず,原料が減少していくためと考えられる:参5