抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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Anolis carolinensis(トカゲ)の皮膚は黒色素胞刺激ホルモン(MSH),メチルキサンチン(I),カテコールアミン(II)により黒ずむ。αアドレナリンしゃ断薬はMSHを阻害し,βしゃ断薬はIIを阻害するが,Iはそのどちらにも阻害されない。IIはMSHにより黒ずんだ皮膚を,α受容器刺激を介して明るくするが,Iにより黒ずんだ皮膚をβ受容器刺激を介して黒さを増大させる。MSH存在下ではα刺激が優位であり,I存在下ではβ受容器刺激が優位である。α受容器を刺激すると黒色全胞中の環状AMPが減少するが,これはAMPホスホジエステラーゼ活性を増大させるためであろう。IはAMPホスホジエステラーゼを阻害するので,I存在下ではβ刺激の方がα刺激より優位になるのであろう;写図3参25