抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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光学活性の触媒を用いてアミノ酸を立体選択的にラセミ化させることを研究した.触媒としては光学活性な(S)-2′-ニトロー2-オキシ-5-ニトロソ-6,6′-ジメチルビフェニル(II)を用い,硫酸銅を加えアルカリ性条件下で,L-またはD-アラニンのラセニンのラセミ化を行なった.IIはL-アラニンに対して3~5%程度の強い括性をもち,立体選択性をもつことが明らかになった.ラセミ化の機構はアミノ酸とシッフ塩基型のキレートを作り,アミノ酸のα位プロトンが脱離すると考えられる:参7