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J-GLOBAL ID：201602006464558727   整理番号：73A0306663

マントルからきた物質-一の目潟火山の噴出物-

著者 (1件)： 青木謙一郎 (東北大・理)
資料名： 科学  (Science Journal Kagaku)
巻： 42  号： 11  ページ： 615-621  発行年： 1972年 
JST資料番号： F0094A  ISSN： 0022-7625  CODEN： KAGTA   資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 秋田県男鹿半島せん端部に,一の目潟その他2のすりばち型の小湖があり,これらは約1万年前(¹⁴Cによる)に噴火した火山湖である。これらの小火山はマグマ物質としては少量のかんらん石アルカリ玄武岩質岩さい←だけを放出した。このうち一の目潟火山では,今までに発見された捕獲岩によって岩石学的に分類すると,いろいろな系列の岩類からなるが,これを成因的に見れば下部地殻および上部マントルから由来したものと考えることができる。このうち上部マントル構成物質そのものと思われる岩片の存在は,本邦で一の目潟火山だけである;写図4表4参34

シソーラス用語： 塩基性岩 ,  火山 ,  岩系 ,  上部マントル ,  超塩基性岩 ,  捕獲岩
準シソーラス用語： ¹⁴C地質年代 ,  アルカリ玄武岩 ,  マグマ物質 ,  下部地殻 ,  火山湖 ,  岩さい ,  岩石の成因

タイトルに関連する用語 (5件)： マントル ,  物質 ,  潟 ,  火山 ,  噴出物