抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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小学,中学の学童270名(男146,女124名,9~15歳)の24時間尿のクレアチニン(I)排出量をFolin-Wu法にて測定した.Iはいずれの年齢においても男子が多く,年齢とともに増加する.I係数は男子9,10歳では20mg/kg/24時間であるが15歳では27mg/kg/24時間に達し,女子では15mg/kg/時間から漸増し20mg/kg時間となる.肥満群のIは男女ともに対照群より高値を示し,男子では5%危険率で有意である.I係数は対照群の男子20.2,女子15.6であるのに対して,肥満群では男子15.2,女子11.9mg/kg/24時間といずれも対照群より低い.I/やせ体質の比は両群ほとんど同一.Iとやせ体質との相関係数は男子0.613,女子0.664.Iから筋肉量を算出するといずれも年齢とともに増加する.肥満傾向児は対照群より筋肉量では高値を示しているが,筋肉量/体重比は明らかに小さい:参24