抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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クワイチマイシン(I)は肝ミトコンドリアにおけるアルカリ金属陽イオンの移動に影響を及ぼす。ミトコンドリアのK
+取込みを促進するバリノマイシン存在下でIは酸化可能な基質によりエネルギーを供給されているさいはK+の消失を増大させるが,適当濃度のATP存在下では無効果。アルカリ金属イオンの大きさとIのグルタメート酸化反応阻害効果とが相関。モナゾマイシンにより誘導されるアルカリ金属イオンの移行と共役したATP依存のミトコントリアの膨張をIが抑制。IのATP加水分解に対する効果は弱い。以上よりIがミトコンドリア膜に作用することを示唆;写図4参18