抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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ミスジマイマイの神経節についてアミノ酸代謝を中心として追求し次の結果を得た.神経節組織はin situの状態では5.0mモル/g細胞のゲリコーケンを含有し,嫌気的にインキュベートするとグリコーゲソンの低下がみられた.
14C-U-グルコースを基質としてイソキュベートすると炭酸ガスおよび乳酸形成はともに2時間にわたり直線的に増加するが,窒素気中ては対照の2倍の乳酸形成がみられた.神経節の遊離アミノ酸組成はアラニンが最も多く,次いでグルタミン酸,アスパラギン酸が多くγ-アミノ酪酸はほとんど認められなかった.γ-アミノ酪酸合成,分解酵素の活性はラットの脳組織に比べて低いが,明らかに認めることができた.ペンタメチレンテトラゾールを与えた場合は,炭酸ガス形成,乳酸形成が抑制された.また
14C-U-グルコースよりアミノ酸への取込みは対照に比しアラニンの特異活性が高く,グルタミン酸,アスパラギン酸の特異活性は低かった:参22