抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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靴のはき心地に影響がある中底材料の着用中の品質変化を検討する目的で,各種革および各種ボード類を用いてグッドイヤーウェルト方式で革靴を製作し,半年ずつ計4回の着用試験を実施した.着用中は官能試験を,着用後は分解して中底を取り出し,分析,試験した.着用中に汗の吸収,可溶性成分の離脱,脂肪分の酸化などが起り,その結果,変色,われを生じ,強度および伸度が減少,硬化する.この変化の程度は種類ごとに差がみられた.植物タンニンなめし革はわれ,しわが多く,銀面層の劣化が著しい.クロムなめし革は変色が著しく,レザーボードは品種によりいく分差はあり,クロム革に似た傾向を示すが,強度劣化が大である.パルプボードは変色が少ないが,摩耗に弱く,強度劣化も大である:参2