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J-GLOBAL ID:201602006555309754   整理番号:71A0403218

植物抽出液の加熱に伴うインドフェノール還元性物質の生成II 馬鈴しょの煮沸に伴うインドフェノール還元値の増加(2)

著者 (1件):
資料名:
巻: 45  号:ページ: 216-221  発行年: 1971年 
JST資料番号: F0231A  ISSN: 0002-1407  CODEN: NNKKAA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN) 
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馬鈴しょ(A)水抽出液(B)の加熱に伴うインドフェノール還元値(I)の増加現象をアミノ・カルボニル反応(II)の観点から研究.A-Bの直火煮ふつとふっ騰湯浴中加熱とではI増減パターンに差異がある.A試料の濃度と等しいデヒドロ-L-アスコルビン酸(III)のりん酸緩衡液の場合,直火と湯浴中加熱とではI増減パターンは一致.濃度とPHをA-Bと等しくしたIIIと中・酸性アミノ酸混液の加熱はIII単独溶液加熱と異ならない.グルコースとフルクトースの場合,加熱後期にわずかにIは増加.糖とアミノ酸混液の場合,糖単独溶液加熱の場合とほぼ一致.糖,アミノ酸,III混液の加熱はIII単独溶液の場合とほぼ同じか,アミノ酸で抑制され低Iであった.A-Bの加熱に伴うI増加現象をIIIあるいは糖とアミノ酸のIIと関係づけることは不適当であると考えた:参7
引用文献 (7件):
  • (1) 沼慎二,野村男次:農化, 43, 837 (1969).
  • (2) H. von Euler and H. Hasselquist: Arkiv. Kemi., 8, 67 (1955).
  • (3) 成田耕造,村上孝夫編:クロマトグラフィーの実際,広川書店, 1964, p. 41.
  • (4) M. Somogyi: J. Biol. Chem., 195, 19 (1952).
  • (5) 神谷真太郎:農化, 34, 8 (1960).
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