抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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中緯度観測所における観測半球上の,宇宙線の主コーンしゃ断運動量の変化と等価半影幅を計算した。その結果導出された微細構造は,観測点を通る磁力線の周囲の荷電粒子軌道の単一または多重ループによって作られるループコーン現象によることがわかった。各ループコーンは,主コーンの重合によって顕著になる。この重合の位置の緯度変化によって,地球磁場モデルの妥当性をテストできる。斜め方向のしゃ断運動量は,ループコーンが最も影響する中低緯度における宇宙線強度の緯度変化を解釈する場合に是非考慮されなければならない;写図9表1参19