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J-GLOBAL ID:201602006587355251   整理番号:67A0356468

酵素分解したフィブロインの構造

著者 (3件):
資料名:
巻: 23  号:ページ: 64-69  発行年: 1967年 
JST資料番号: F0278A  ISSN: 0037-9875  CODEN: SENGA5  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN) 
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フィブロインを銅エチレンジアミンで水溶性となし,これにα-キモトリプシンを加え酵素加水分解した沈殿物についてX線回折,電子回折,電子顕微鏡観察を行なった.キモトリプシン分解沈でん物はフィブロインβ型のX線回折像を示し,さらに再溶解し再沈でんさせた物はα型を示した.これら両者は電子顕微鏡像も相違し,α型とβ型の結晶構造と電子顕微鏡的微細構造の間に関連の存在することが判明.制限視野電子線回折より求めたα型の構造はa=7.20A,b=4.49A,分子鎖はc軸方向を向く斜方晶型であると予想.:参9
引用文献 (9件):
  • 1) たとえば成田耕造;日化, 75, 490 (1954)たとえば成田耕造;日化, 75, 1004 (1954)
  • 2) 伊藤武男編;絹糸の構造(千曲会出版) p. 161 (1957)
  • 3) E. Waldschmidt-Leitz, O. Zeiss; Z. physiol. chem., 300, 49 (1955)
  • 4) B. Drucker, Ruth Hainsworth, S. G. Smith; J. Text. Inst., 44, T420 (1953)
  • 5) F. Lucas, J. T. B. Shaw, S. G. Smith; Biochem. J., 66. 68 (1957)
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