抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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ハロゲン化銀乳剤におげる感光色素によるカブリ形成の因子として,色素とAgイオンとの錯体形成,色素の塩基性度,色素の高被占エネルギーおよび色素の酸化電位等が考えられる.このうちAgイオンとの錯体形成が最も重要な因子であるが,これらすべての因子を結合して色素の電子構造の特性からカブリ形成の機構を考察するために,カブリ形成の尺度とし,超非局在化(Sr)なるものを定義し,色素のSrをHMO法により求め,色素の分子構造とカブリ形成との関係を調べた.一般に,シアニン色素のメチン基の長さが増す程,Srは大きく,またSrが大きい色素程,カブリ形成が大きいことが確認され,色素の超非局非化という定義を導入することにより,カブリ形成を評価できることが判明:参10