抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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1968年一番茶期の中級煎茶および1969年一番茶期の中級煎茶について,官能検査で試験した.火入れには,熱風温度90~1000°Cで30分,または110°Cで20分がよい.この条件で,水分は3~4%となり,茶の単分子層水分量付近になり,貯蔵のためにもよい.ビタミンCおよびクロロフィルの変化は,温度が高いほうがやや大きい.ガスクロマトグラフィーによる香気成分は,火入れによって3つのピーク(ピーク1,2,3)が増加し,これが加熱香気とみられる.火入れ温度60°Cでは,これら3ピークの面積が小さいが,火入れ温度80°C以上では,これら3ピークが増加する.これは官能検査結果の加熱香気の増加と一致する:参4