抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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モデルケーブルを用い導体構造,カーボン紙の分散剤,絶縁紙の厚さ,課電効果ならびに緩波頭波に対する影響を検討.その結果,平滑,圧縮,より線導体に対するカーボン紙の交流破壊に及ぼす遮へい効果は約20~30%であるが,インパルス破壊にはカーボン紙の欠陥が影響しほとんど効果が認められない.ただし10
8Ωcmの特殊カーボン紙は16%の上昇を示した,またカーボン紙は分散剤で遮へい効果が異なるから長期間安定したケーブルを製造するには接着性のよい分散剤を用い,誘電損失の小さいカーボン紙を使用するのが有効.