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J-GLOBAL ID:201602006660385563   整理番号:73A0384719

発育に伴うし好性の変化を利用したカイコの人工飼育法

著者 (1件):
資料名:
巻: 41  号:ページ: 375-382  発行年: 1972年 
JST資料番号: S0212A  ISSN: 0037-2455  CODEN: NISZAQ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN) 
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従来,カイコは狭食性こん虫とされているが,カイコの発育段階と桑葉粉末添加量を変えた人工飼料への食いつき程度との関係を調べたところ,カイコの発育に伴ってし好性に変化のみられることが判明した.すなわち,ぎ蚕は無桑葉飼料をまったく食下しないが,齢がすすむと食下するカイコの割合が増し,5齢カイコは大部分が摂食し,発育とともにし好性の広がることがわかった.このことを利用し,1齢中は桑葉含量を10%とし.2齢以降順次含量を減らして,5齢で0%とする桑葉粉末漸減法によるじゅん致飼育が可能であった.以上の結果は,人工飼料育による食性実験では,カイコの発育段階と前歴飼料に注意すべきことおよび実用化にさいして飼料コスト低減の可能性のあることを示している:参19
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