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J-GLOBAL ID:201602006662742053   整理番号:64A0268401

電話機用炭素粉の研究 無煙炭の熱分解(I)

著者 (1件):
資料名:
号: 38  ページ: 14-19  発行年: 1964年 
JST資料番号: G0633A  ISSN: 0371-5345  CODEN: TASOA   資料種別: 逐次刊行物 (A)
発行国: 日本 (JPN) 
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送話機用炭素粉に使用するホンゲイ無煙炭を熱分解して,その物理的 化学的,電気的の性質の変化をしらべ,とくに熱分解温度との関係を明らかにした.まず,発生ガスの組成は600~700°Cではメタンが約15%であるが,900~1000°Cでは95%近くが水素であること焼成温度500~800°Cでの重量減が大きく,800°C以上では小きいこと,さらに炭素粉焼成時の重量減は6~7%であることが判明.また焼成温度と炭素粉の特性との関系について,抵抗値は温度に比例して下がるが700~800°Cで急激で粒子の大きさは揮発性に比例して小さくなる.比重は抵抗値に比例し表面積は高温焼成炭程小さく.また安定な表面に変る.一方,吸湿率は低温焼成のもの程大きく酸化も起こりやすく化学的に活性,さらに機械的衝激による抵抗変化は低温焼成のものは不規則であるが,高温焼成炭は直線的である.
引用文献 (4件):
  • 1) 平林: 通信研究所委員会資料, 無煙炭焼成過程の研究, 昭23. 6. 2
  • 2) 大島, 福田: 最新工業大系, Vol.4 p.182
  • 3) 久保田: 炭素, Vol.7, No.3, 1959
  • 4) カーボンブラック懇和会: カーボンブラック, p.296
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