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J-GLOBAL ID:201602006666764086   整理番号:61A0160612

日本原子力研究所の60Co照射室

著者 (1件):
資料名:
巻:号:ページ: 15-17  発行年: 1960年 
JST資料番号: G0330A  CODEN: HOSKA   資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN) 
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100つぼの照射ケーブ室の中央に3個のセルが相互に区切られて一列に置かれているが,その特徴は次の通りである。1)3個あるために中央のセルを線源貯蔵用にも使用でき,左右のどちらかのセルで実験準備または照射が行なえ,線源が有効に使える。2)各セルの内部に実験に必要な電気配線,水道,ガスの設備,実験用プラグが施されている。3)貯蔵セルの床下貯蔵孔に線源を格納したときは各セル内に人間が立入ることができる。線源は1本約100cのφ3mm,長さ125mmのCo棒を2本たてにペンンルに入れ,これを直径10cmの内筒30本と直径12cmの外筒25本にバスケット状に組立てたもので全部で60Co 10kcである。内筒内部のγ線強度は最大106r/hである。照射ケープの操作はすべて電気的に行なうが,故障の場合は手動で操作できるようになっている。コンクリートの扉はセル内のモニターの指示が20mr/h以下,貯蔵孔のプラグが閉じていて安全棒が定位置にあるとき,セル相互間の扉が完全に閉じてあるときの各条件が揃った場合だけ開くように安全性を考慮してある。また人が閉じこめられたときは内部からボタンで開扉できるようになっている。その他いろいろの安全装置が施されている。普通の実験の他に低温照射と高温照射の装置,ホットセル用顕微鏡の設備がある。原研で行なっている研究テーマおよび外部からの依頼による照射に関する事項の説明が付記されている;図1
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