抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
ナフタレンとテトランアノエチレン(TCNE)との電荷移動スペクトルをn-ヘキサンやシクロヘキサン中で測定して17,500,18,800cm
-1付近に電荷移動吸収帯の振動構造を認めた.しかしベンゼンやハロアルコール,エーテル,アルコールなどの溶媒中では振動構造を示さなかった.この振動構造は電荷移動吸収帯とドナーあるいはアクセプター分子に属する振動モードとの振動相互作用により生ずるものと考えられる.この傍証として584Åの照射光でナフタレンを光イオン化する時,明らかな1,410cm-1の間隔の光エレクトロンのスペクトルが見られることが挙げられる:参5