抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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B.subtilis Marburg株から温度感受性株を誘導し,その性質を検索した.温度感受性変異位置はSM座の近傍に位置した.本株を50°Cで培養すると1時間以内に増殖を停止し,以後死滅した.50°Cで30分間培養後,37°Cで培養を継続するとアルカリホスファーゼを生成しなかった.変異株より調製した70Sリボソーム(I)を50°Cで10~20分処理すると,50Sと30Sに解離し,その度合は親株より著しかった.Mg存在下50°C,5~10分処理したIをRNアーゼ処理すると親株に比し酸可溶物質の生成が多かった.Iを45°Cまたは50°C,2~5分処理するとペプチド合成活性の減少は親株より著しかった.これらの結果より,この変異株は温度感受性リボソームを生成すると結論した:参20