抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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N-N′-エチレンビス(アミノマロン)酸(EAMA)を合成し,その酸解離定数およびアルカリ土類金属キレートの安定度定数を測定した.測定条件はイオン強度0.10(KNO
3)溶媒中25°Cで電位差滴定法を用いた.その結果,pK
1=2.1,pK
2=2.72,pK
3=6.56,pK
4=9.69;logKMYと10gMHYはCaの場合それぞれ5.45と2.02で,Mgの場合それぞれ4.93と1.80であった.CuおよびNiキレートは低pH溶液中で分解するため測定できず,相対的安定性の順序のみを議論した.CaおよびMgの同族のキレートの安定度の比較から,マロン酸基のキレート生成のさいの役割について検討した.ZnおよびCo錯体も合成しその構造を提唱した:参7