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J-GLOBAL ID:201602006694527464   整理番号:65A0243837

硫酸ブルトニウムカリウム

Potassium plutonium sulfate.
著者 (2件):
資料名:
ページ: 1-13  発行年: 1964年 
JST資料番号: Z0000A  資料種別: 不明
記事区分: 原著論文  発行国: その他 (ZZZ) 
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四価のプルトニウムイオンがカリウムおよび硫酸イオンと反応して不溶性の複塩を生成することは既に知られている.本報ではこの硫酸プルトユウムカリウム.K4Pu(S04)4 ・ 2H20について溶解度および熱的研究を行ないまた238 P u の一次標準としての利用について検討を加えた.硫酸プルトユウムー238・カリウムを調製するには2Mの硫酸で硫酸プルトニウムー238をK,SO,の飽和溶液と反応せしめた.溶液は沸と5点まで加熱した後12時間放置する.生成した緑色の結晶をろ別して50φのエタノールで洗い空気中で24時間乾燥した.この硫酸複塩について最適な調製条件を見出すため溶解度の研究を行なった.その結果この複塩の溶解度積は10-8(25‘C)であることが示された.この化合物は密栓をほどこしたステンレス鋼製のびんの中に貯蔵すれば少くとも三ヶ月間は安定に保存される.またこの化合物について900’Cまで熱重量分析を行なった.この化合物は調製が容易で組成が化学最論的であり,硝酸に溶け,熱的に安定であると共に重量分析の係数が大きいなどの点から238 P u の一次標準体として用いる可能性がある.2 7r,4 7r および低ジオメトリー計数用の放射性標準試料を調製して検討を行なった;図4表5参10(富永 健)
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