抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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アメリカハイの根絶に成功したあの有名な不ねん雄利用によるこん虫の防除は,放射線により誘発された優性致死突然変異を利用したものである。双し目のこん虫では,5-10kradの線量でうまくゆくものが多いが,ワタノゾウムシでは,放射線が,中腸に害を与えるので,化学避妊剤を使う必要がある。りんし目には,15kradでは完全には不ねん化しないが,染色体に異常がおこり,F
1がほとんど不ねん化される。雌が一回しか交尾しないこん虫には,競合しうる精子より競合しうる雄が必要なのだから,不ねん化しないで生理的影響を与えるものでよく,野外の雄にこの薬を使うのは有望である