抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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5~10mc/lの放射性溶液中で100mg/lのフェロシアン化物(K
2Mn〔Fe(CN)
6〕,K
4Co
10〔Fe(CN)
6〕
6,K
4Ni
4〔Fe(CN)
6〕
3,K
2Zn
3〔Fe(CN)
6〕
2,K
2Cu
3〔Fe(CN)
6〕
2およびPb
2〔Fe(CN)
6〕)を作り,3分かきまぜ,10分3,000r/mで遠心分離したが,一般にpH>5では液層が完全に清澄にならないので,金属塩を50%過剰にして凝集効果を与え,また場合によりゼラチンを発泡剤として使用し,金属の種類,沈殿の量,熔液のpHとCsの除去率について検討した。Cu,Co,NiおよびMnの塩はpH2.0~9.0で97.0~100.0%のCsを吸着,Zn,Pbの塩も吸着はするがpHの影響が大きい(ZnはpH9で,PbはpH3で吸着最大)。沈殿の量は60mg/lで充分であり,また発泡法では3~4分のかきまぜで充分吸着される。銅フェロシアン化物を使用し,発泡法(pH7)1回で98.84%,2回で残留したCsの89.07%,3回で残留Csの81.98%,結局99.98%のCsを除去できた;図6表1参6(山県)