抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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調和振動系において,状態空間の任意の点から原点にたいして最短時間で到達する制御について考察した。操作量は有限個のレベルのなかから選択できるが,その大きさは状態空間のベクトルの位置によって変化するという制限条件を課した。ポントリヤーギンの最大原理を使うことによって,多レベルの条件のもとにハミルトニヤンを最小化した。最適の操作量を状態空間のベクトルの関数として求めた結果.区分的に定数の形式になっていることを明らかにした。これは計算機制御に適した形式である;写図4参7