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J-GLOBAL ID：201602006756916594   整理番号：74A0089541

TiC-Mo-Ni合金の結合相粒度について

著者 (4件)： 鈴木寿 (東京大・工) ,  林こうじ (東京大・工) ,  寺田修 (東京大・工) ,  福田雅秀 (東京大・工)
資料名： 粉体および粉末冶金  (Journal of the Japan Society of Powder and Powder Metallurgy)
巻： 21  号： 2  ページ： 51-55  発行年： 1974年 
JST資料番号： F0691A  ISSN： 0532-8799  CODEN： FOFUA2  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 標記合金のγ相の観察方法,γ相粒度におよぼす各種因子の影響,および合金の機械的性質におよぼすγ相粒度の影響などを調べた。γ相粒は熱食刻法で観察可能で,低温焼結の場合は焼結体表面模様からも判断できる。第3相を生じる低炭素合金では酸刻によっても可能であった。γ相粒は焼結温度の高いほど,高炭素,高Ni,低Mo合金ほど粗粒化するが,見掛けの冷却速度の影響はほとんどみられなかった。なお,本系合金のγ相粒はWC-Co合金のそれに比べて著しく大で,特に1.400°C以上の高温焼結では柱状の自由晶を形成する。機械的性質にはγ相粒度の影響は少ない;写図12参12

シソーラス用語： エッチング ,  ガンマ相 ,  サーメット ,  ニッケル含有合金 ,  ミクロ組織 ,  モリブデン含有合金 ,  機械的性質 ,  焼結合金 ,  超硬合金 ,  粒度

引用文献 (12件)：

• 1) 鈴木,林,寺田:金属学会誌, 35 (1971), 146.
• 2) 鈴木,林,寺田:粉体および粉末冶金, 17 (1971), 342.
• 3) 鈴木,林,寺田:金属学会誌, 36 (1972), 514.
• 4) 鈴木,林,野村:粉体および粉末冶金, 17 (1971), 262.
• 5) 鈴木,林,寺田:粉体および粉末冶金, 20 (1973), 16.

タイトルに関連する用語 (2件)： 結合相 ,  粒度