抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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PbCO
3-BaCO
3およびPbCO
3-SrCO
32元系固溶体を共沈法により得,空気中における熱分解機構および熱分解速度をDTA,IRなどで検討.その結果,粒子は,どの組成の試料でも約1μの針状,格子定数とCO
32-の特性IR吸収振動数はいずれの系においても組成に対して連続的に変化DTA,X線およびTGAから炭酸鉛は次のように熱分解することを認めた.〓一方,BaやSrが加わっても,DTAピークはブロードになるが分解機構には無影響.また,熱分解速度は固溶体中のPbの割合が増大するにつれて減少するが活性化エネルギーは固溶体の組成によらず,炭酸鉛単独の場合に等しく10.5kcal/mol:参12