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J-GLOBAL ID:201602006806736878   整理番号:65A0238102

照射したKNO3中のNO3の常磁座共鳴

Paramagnetic resonance study of N in irradiated KNO
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巻: 41  号: 12  ページ: 4011-4012  発行年: 1964年 
JST資料番号: C0275A  ISSN: 0021-9606  CODEN: JCPSA6  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA) 
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77°Kでγ線照射したKNO3,単結晶の常磁性共鳴線の中で,NO3によるものと思われる三本線(図ではa.b・cとしてあらわされている)が見出された・ほかに,さきに研究されたものに.NO2によるもの(μ・β・r・ )と,かりにNO32-と同定されたもの(x・ y・ z・)がある・照射は60Coγで,線量率は2x1018eVg+1min-1,測定77°Kで照射直後に行なった・共鳴線(a.b・ c.)は二次反応で急速に減衰し,数時間後には消矢する.line幅は,最大勾配の点の間が0.4,ガウスで,スペクトルはKNO3の疑六角軸(すべてのNO3-に対して直角の方向)について軸対称である。三本線は疑いもなく1個の14Nとの弱い微細結合から生じている・go主値はg,=2.0031±0.0004g1=2.0232±0.0004・ 微細常数はA。=12.08±0.15 Mc/s ec,A1=9.80±0.15Mc/secである・ このスペクトルをNO3によるものと考える一つの根拠は14Nとの微細相互作用が極めて小さいことである。GoldingとHenchman の Pb (NO3)2の研究,およびChantryの硝酸尿素の研究と比較すれば,NO3は,硝酸尿素においては歪んでいるが,KNO3とPb(NO3)2においては歪んでいないか,または歪んでいても急速な再配向を起しているものと思われる;図1参6(笹倉 博)
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