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J-GLOBAL ID:201602006866690435   整理番号:66A0299706

こう質土のガス吸着特性

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号: 31-32  ページ: 113-123  発行年: 1965年 
JST資料番号: F0451A  ISSN: 0372-7181  CODEN: WDRKA6  資料種別: 逐次刊行物 (A)
発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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こう質土は火山灰風化物でアルミナゲルを多く含む多孔性ゲル状粘土で,鉱物学的にはアロフェンに属するとされているものである.わが国には各地に多量に存在しておりこれの工業的利用は広いものと考えられる.吸着剤としての利用もあるが,本報告ではこれのガス吸着特性を検討したものでC2H4,C4H10,CO2,SO2,H2Oなどの吸着は一般にLangmureの吸着等温式によく一致し,吸着特性は土の表面にある活性に富めるアルミナゲルに支配されている傾向を認めた.BET法により比表面積240m2/g,平均細孔半径27.5Åであり,拡散係数を算出し,さらに小型充てん塔(内径0.12m,高さ1m)につめたこう質土錠剤によりSO2ガスの吸着,脱着を行い,流速,濃度,破過時間などの関係を明かにし,SO2の固定層吸着では1.5m以上の層高があれば破過時間は1時間以上となり工業的にも利用出来ることを確めた.また吸着剤の再生は200°Cで1時間あれば十分であり,くり返し使用に耐えられることを認めた.
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