抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
石灰けい酸系水熱反応の機構と速度について検討.石英の場合は反応が順調に進むのに対し,シリカガラスでは低温度または反応の初期にはすみやかに反応が進むが,その後著しく遅延する.石英の一部をアルミナを含むけい酸塩で置換すると反応は著しく遅くなり,またアルカリを添加すると少量では反応が促進し多量では反応の完結がむしろ遅らされる.水熱反応において処理温度が高くなると一般に反応速度の増大するのは液相のSiO
2濃度が高くなり,生成物の結晶成長が容易になり,同時に細孔径は拡大しイオンの移動に対する抵抗が減少するためと考えられる.細孔径はセメントの常温での水和の場合にピークが15Å付近にあらわれるのに対し,オートクレープ処理の場合はこれが300Å内外に移行し,とくに高温度の条件では数μにまで拡大する:参11