抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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14Cで標識された糖類を生合成した場合のC1~6までの各炭素の比放射能を測定した。約20mgのアルドヘキソーズをりん酸緩衝液(pH8)中で過よう素酸(H
5IO
6)で酸化することで5モルのぎ酸(C1~5)と1モルのホルムアルデヒド(C6)に分解させぎ酸は酢酸第二水銀により炭酸ガスとしその比放射能を炭酸バリウムの形で測定する。C
2~5の比放射能を知るには水素化ほう素で還元し,得られるグリシトールを過よう素酸で酸化する方法を用いたこれと試料を直接クロム酸で完全酸化させて得るC
1~6までの全休の比放射能からC1とC6の比放射能を知ることができる.この方法ではぎ酸はホルムアルデヒドの5倍できるため精度が高くなる.さらに各炭素の比放射能を知るために過よう素酸,酸化後NaBH
4で還元することでエチレングリコール(C1+2)およびグリセリン(C4+5+6)に分解し,前者は燃焼により(C1+2)の比放射能を得,後者はNaIO
4で酸化し2モルのホルムアルデヒド(C6+4)と1モルのぎ酸(C5)を得る。以上の結果を組合せることで±2%以内の誤差で決定できる.放射能計測はガスフローカウンターによりBaCO
3の形で行なっている;図1表2参26(安川)