抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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白色レグホンひなの行動に及ぼすアデノシン3′,5′-モノホスフェート(c-AMP),ジブチリルアデノシン3′,5′-モノホスフェート(dbc-AMP),ヒスタミンおよびプロスタグランジンE
1(PGE
1)の脳内投与の効果を検討.c-AMPとdbc-AMPは運動を5倍以上こう進し,それは用量に比例していた.歩行異常はみられず,完全に協調的であった.発声活性もこう進した.5-AMPにはこのような作用はなかった.ヒスタミンもdbc-AMPと同様な反応を生じたが,イミダゾールとイミダゾール酢酸はヒスタミン様の反応は示さなかった.ヒスタミンによる行動変化はc-AMPを介することが考えられた.PGE
1は用量に比例した鎮静効果と運動活性の減少を示した.ヒスタミンとdbc-AMPによっておこる行動変化は高用量のPGE
1で抑制された:参59