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J-GLOBAL ID:201602006967546505   整理番号:65A0241203

CaSO4 : Smの放射線サーモルミネセンスと線量測定への応用

The radio-thermoluminescence of CaSO4 : Sm and its use in dosimetry.
著者 (1件):
資料名:
ページ: 1-31  発行年: 1964年 
JST資料番号: Z0000A  資料種別: 不明
記事区分: 原著論文  発行国: その他 (ZZZ) 
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CaSO4 : Smのルミネセンススペクトルは4000~6200Åにわたっているが, 特に5600Åおよび5900Åに顕著なピークがある. 光の収率(吸収放射線エネルギーと放出光エネルギーとの比)は400°C加熱時に最大となり, その値は95°C加熱時の約3倍になる. また, トラップ数と吸収線量増分との関係を示す微分方程式を解くことにより, 光収率の線量依存性を与える式を導いたが, 実験値とはよい一致を示し, 小線量照射時には0.3%, 104r照射時に1.5%という値を得た. そのほか, 照射後の光量退化の時間推移, 照射時の温度と感度との関係, バックグラウンドなどについて実験, 検討を行い, 線量計としてCaSO4 : Smがすぐれていることを強調した. なお, この実験では結果の再現性が極めて良好であったが, 最適加熱温度, 光収率などの値は他の測定結果と若干の差異が認められる. これはCaSO4 : 2H2Oなどの不純物が作用しているためと考えられる ; 図8 参16

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