抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
血中CO飽和度の測定法として,Conway法,ガスクロマトグラフィー法があるが誤差を生じ易いので,この誤差を補正する目的で原子吸光法を用いて全血液中の鉄量を測定し,その値からヘミン量を求め,CO飽和度を算出した.試料中のCOv%を従来法により測定し,これを鉄濃度で次式により補正した.K=COv%×55.847/鉄の測定値x22.4.KはCO飽和度.55.847は鉄の原子量.その結果,CO中毒による死亡例では,従来法が16.5~40%であったのに対して,本法では60±5%の範囲であった:参8