抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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E.coli細胞の転写と翻訳に対する
60°C0γ線)の効果について研究した。転写を観察するには
14C-ウラシルによるパルスラベルによるRNAの形成と3つの誘導酵素の形成という2つの方法を用いた。翻訳は誘導酵素に対する誘導後の放射線の効果を観察することによって調べた。照射後のβ-ガラクトシダーゼとトランスアセチラーゼの誘導を観察することによってlacオペロンにおける極性効果の証拠が見出された。E.coli株は9株用いたが,株による感受性の広い変動異った誘導酵素の広い変動が示唆された。RNAの合成に関しては2様の感受性が観察され,RNAの合成には2通りの経路が存在することが示唆される。オペロン支配のメッセンジャーRNA合成は電離放射線に対する感受性が比較的高いことが示された。照射後のメッセンジャーRNAの見かけの半減期は増大している。制御過程の点から放射線作用のメカニズムに関する提案がなされている(渡辺純江);写図12表5参33