抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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放射性浮遊よう素を構成するよう素の化学形を決定することはよう素除去装置の性能および保健物理における浮遊よう素のモニタリング精度を求める上で重要なことである。ここでは,よう素-131製造中に排気系に放出される浮遊よう素の化学形をラジオガスクロマトグラフ法により分析した。その結果,排気中に観測される化学形はCH
3I,C
2H
5I,HIO
3およびHIO
4であった。その割合はプロセスの時間経過および除去装置の前後において著しく変化する。活性炭フィルタ(7FE)の除去効率は全よう素に対して約85%であるが,有機よう素だけの除去効率は50%以下であった。また排出されるメチルよう素はいずれの製造においても数mCiであり,このよう素の簡単な操作によって副産物として回収する可能を検討した(著者)